前期の成績と後期の科目
この1週間風邪気味でしたが、回復してきました(^^)いったん風邪を引いてしまうと、体調が悪くなっていくのを鈍らせることはできても、治すのは難しいんだなと実感した1週間でした。年齢的に治りにくくなっているのか、運動してないから体力がなくなっているのか、そういうことかも知れません(TT)
遅くなりましたが前期の成績を報告します。その前にベルギーの大学の評価システムがどうなっているかというと、20点満点で10点以上が合格、10点未満が不合格です。最初のガイダンスで言ってましたが19点、20点を取ることはまずないそうです。普通に出来るレベルで取れる点数ではなさそうです…
私が前期で取っていた科目は4科目で結果は以下のとおりです。
・システム同定:点数なし
・上級システム制御:10
・微分方程式の数値解析:12
・最適化:10
システム同定はレポートを1つ提出出来なかったので、それに関しての口頭試験は受けずに不合格(点数なし)となりましたが他の科目は何とかパス出来ました(><)。最適化の口頭試験がまったく上手くいかなかったので、落ちたと思ったのですが奇跡的にパスできました。こんな感じで何とかギリギリって感じですね。他の留学生に聞いたら落としたのもあるみたいで、相対的(といっても私のコースの留学生は他2人)にはまずまずみたいです。
後期も早いもので中盤に差し掛かろうとしています。今期のとっている授業は
・非線形システム(必修)
・医用画像解析(選択)
・科学計算ソフトウェア(必修)
・サポートベクターマシン(選択)
・ケーススタディ(必修)
の6つです。
まぁ、細かい話ですが、それぞれどんなことをやるかというと「非線形システム」は非線形システム理論とカオスシステムについてです。カオスは蝶が飛ぶと竜巻が起きるとか、もう何が起こるかよく分からんとかいう話ですね(笑) 7000円もする以下の教科書を買いました。
「医用画像解析」はX線、CT、MRIなどの仕組みと画像の解析です。バイオインフォマティクスのコースが主な対象のようで、教授がそのコースの中で一番難しい科目だと言っていました…既に授業に付いていけてないのでまずいです。MRIの理論はノーベル賞をとった理論なので、難しいって言ってました。
「科学計算ソフトウェア」はFortran,C++のプログラミングです。Fortranは2003年に更新された仕様、C++は2011年に更新された仕様をどんどん使っていくみたいでなかなか大変そうです。今のところ実習が2回ありましたが、Fortranやったことない学生が普通にビット操作や再帰関数の課題をこなしているのを見ると、やっぱり優秀だなと思います。
「サポートベクターマシン」が人工知能系分野のパターン認識手法…だということを授業が始まっていないのでいま知りました(笑)てっきりベクターマシンなので計算の並列化(ベクトル計算)だと思ってました。
「ケーススタディ」は毎回、ゲストの講師を招いて所属している会社の技術や業界での位置づけなどを聞く授業です。最終的に興味をもった技術についてのレポートと会社についてのプレゼンをして評価されます。
必修科目と選択科目の時間がかぶりまくっていて選択肢がほとんどなかったので、このような組み合わせになりました。良く方向性が見えません(笑)が、何事も勉強なので頑張ります。一般教養で取っている「オランダ語とオランダ文化」が全然厳しくなく、まったりとした科目なのが心の救いです(^^)
それでは皆さん、「Tot zins!」トット ジンズ!(オランダ語でまた会いましょう)
ギター買いました(^^)